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「ブログ記事は6割の完成度で公開してOK」は本当。完璧主義は捨てよう。

Risa
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なかなかブログ記事が書き終わらない。いつまでたっても公開できない…という方へ。

「あたりまえを再考する、より豊かに生きる」をコンセプトにお送りするブログ、Re:log。

第33回目の今日は『「ブログ記事は6割の完成度で公開してOK」は本当。完璧主義は捨てよう。』という話をします。

ブログ記事を書くときは、完璧主義は捨てるが吉です。

どんどん書いて、どんどん公開するうちに書くスピードが早なり、公開までの時間も短くなります。

私がブログ記事を6割で公開することにしている理由を、過去の失敗談を交えながらお話しします。

Re:logでは匿名でコメントできるマシュマロを設置しています。
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「ブログ記事は6割の完成度で公開してOK」の理由

今回の記事で念頭に置いておいていただきたいのが、「6割の完成度で公開OK」は、自分自身に100%裁量と責任があり、公開後も自由に編集できるメディアである個人ブログだからこそできることだと思います。

ライター以外にもデザイナーやカメラマンなど多数の人が関わるWebメディアでは「6割の完成度で記事を納品」は厳しいところ。

ましてや紙媒体では、一度発行したものに対する加筆修正は簡単にはできないことが多いです。

ブログがもつ独自の性質と他のメディアとの違いもふまえていただきながら、「ブログ記事は6割の完成度で公開してもOK」な理由をご紹介すると…

  1. 未完成でも記事を公開すればGoogleのロボットに認識されるから
  2. 6割の完成度の記事でも内容によっては検索結果で上位表示されるから
  3. (特に完璧主義の人が)完成度10割を目指していると書き終わらないから

未完成でも記事を公開すればGoogleのロボットに認識されるから

もしあなたが完璧主義なら、まだ完全に満足する記事が書けていないのに…と考えている時点で、記事の質には十分気を配っているはず。きっと大丈夫です。

もし完全に書き終わっていなくても、公開すればGoogleのサーチエンジンがキーワードをひろってくれます。

1つか2つでも、検索して記事に辿りついた読者にとって役に立つ情報が含まれているかもしれません。

なかなか書き終わらないと悩むくらいなら一度公開して、後からこつこつと内容を肉付けする方法もアリだと思います。

最近エンジニアリングの領域ではアジャイル開発といって、まず製品を世に出していき市場の反応を見ながら徐々に改善を重ねていくという方法が取られるようになってきています。ウェブメディアの場合も、これと似た部分があるように思っており、まずは数を打つ、そして打率を高めていくという姿勢が大事なのではないかと思います。

まむし著「AI時代を戦う 編集者・ライターの生存戦略 誰も教えてくれない編集力の鍛え方」(JOB MAGAGINE編集部)p.249

立ち上げたばかりのブログの場合、公開したばかりの記事は、Googleのロボットに認識されないことが多いです。認識されないと検索結果に表示される候補にはならない可能性があります。公開後すぐにURLを認識してもらいたい場合は、GoogleサーチコンソールにURLを入力する必要があります(これを「インデックス登録」といいます。)

6割の完成度の記事でも内容によっては検索結果で上位表示されるから

6割の完成度の記事でもGoogleのロボットがキーワードを拾ってくれて、Googleのサーチエンジン視点で「読者の役に立つ」と判定された記事は、検索結果で上の方に表示されます

ブログの検索順位を上げるには?新米ブロガーのための上位表示戦略!
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6割の完成度で公開したら上位表示され、後から内容を見直したところ内容が穴だらけだったことが分かった私の失敗談を記事の最後でご紹介していますのでご参考に!

完成度10割を目指しているとなかなか書き終わらないから

完璧主義の人ほど「10割」のハードルが高いことが挙げられると思うのですが、もう1つ考えられる理由としては10割の完成度を目指すために「使うことのできる時間が多くある」点が挙げられます。

時間をかければかけるほど完成しにくくなる

「使える時間いっぱいまで作業量は膨張する」というパーキンソンの法則をご存知ですか。

「10割書けたら公開しよう」と考えている場合、「使える時間はいくらでもある」と考えてしまうことで、いつまで経っても書き終えることができない可能性があります。

記事を書くために使える時間が1時間しかないとしたら、1時間で完成できるよう段取りしたり、何がなんでも終わらせようという気持ちで向き合うことになりますよね。

ちなみに、これに関して私は本当に偉そうなことは言えなくて。

自分自身に自戒を込めて、なのですが…。

私は以前、完全に満足するまで記事を公開できなかったのですが、1つの記事を完成させるまでに3日から4日、もっとかかる時は1週間ほどかけてしまっていました。

書いても書いても満足できる文章にならないので(単純にブログ記事を書く数を踏んでいないからだと思うのですが)徐々に記事の更新が億劫に…。

作業時間を気にしていなかったので、もう少し情報を付け加えようとかこの話題も入れようとかで作業量は膨れ上がり、振り返ってみるとまさにパーキンソンの法則だったなあと思います。

今はなるべく1日で1記事を書き終えるようにしようと決めています。なかなかそうも行かないこともありますが。

日常の出来事はすべてブログのネタになる。実体験こそブログに書いたほうがいい理由
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6割の完成度でも公開OK!余裕ができたら見直し&リライトしよう

記事の完成度が6割でも公開して大丈夫というお話と、その理由をご紹介しました。

最後に伝えたいこととしては「記事を公開した後に余裕ができたら、内容を見直して少しずつでもリライトしていこうね!」ということです。

私の失敗談。見直しとリライトは大切。

というのも…ここからは私が過去にやらかしてしまった話(失敗談)です。

以前ある記事を6割の完成度で公開し、その記事は幸運なことにGoogle検索のキーワードで上位表示されるようになりました。

上位表示されたことにたかを括っていたのですが、時間が経ってからその記事を見直してみたら、情報が穴だらけだったのです。

記事の内容で一番重要な部分の説明やタイトルに含まれるキーワードについての説明がすっぽりと抜け落ちていました。

その記事はGoogle検索で3位に表示されるページだったのに、検索して私のブログにたどり着いてくれた読者の方が探しているであろう答えをまったく提供できないページになっていました。

見直しながら、こりゃひどい…と思ったものです。すぐさま加筆しましたが。

穴だらけの6割記事がなぜ検索結果で上位表示されていたのかを振り返ると、見出し(h2・h3など)だけはしっかり設定していたからかもしれません。

この穴だらけ事件をきっかけに、定期的に見直しをするようにしようと思いました。

個人ブログは運営者の裁量で公開ができる自由度の高いメディアである反面、どの頻度で更新するか、何をどのように書くか等、自分で判断する側面が強いと感じています。

だからこそブログを訪れてくれる方が増えた時は、自分の書いたことに興味関心をもってくれる方がいると分かって嬉しいですし、書き続けるモチベーションになります。

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risa
risa
デザイナー・ブロガー
会社員生活を経て、フリーランスでデザインしたり文章を書いたりしています。「ビジネスやサービスの魅力をつたえる」「視覚的にわかりやすく情報整理する」のが得意。最近はインタビューも。コーヒー、読書、写真、目的地のない散歩が好き。夫と娘と3人暮らし。
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