オスロへ行ってきました日記【4日目】〜再開発地区散策/ムンク美術館/アーケシュフース城〜

前回(3日目)についてはこちら。
***
ノルウェーはオスロ、滞在4日目です。
海沿いの地区をもう少し散策したいなあと思い、この日はムンク美術館とアーケシュフース城へ。
ムンク美術館は、オペラハウスや公共図書館(オスロ中央図書館)と同じエリアにあります。
美術館のまわりにはマンション街が。

素敵な建築を眺めるのは楽しい。
どんな人が住んでいるんだろう、どんな暮らしをしているのだろうと想像して楽しむ。

街の雰囲気に調和する遊び場。(寒そう)

ムンク美術館に着きました。

1階にはチケット売り場、その奥にロッカールーム、カフェがあります。
受付でチケットを買おうとすると、「叫び」は現在他の美術館にあるのでここでは見られないがOKか、と聞かれました。
そうだったのか…ちょっと残念だなあと思いつつ、別になくてもよいかと思い、購入。
手荷物はロッカーに入れます。
余談ですが、ムンク美術館にあるトイレは、ジェンダーの縛りがないです。
「どちらでも好きなほうに入ってね(ただし右側には小便器があります)」とだけ書いてあり(Google翻訳調べ)、男性、女性をあらわすピクトグラムや文言はないのです。

この社会的な性別ではなく、身体の機能に注目した区分のしかたは日本ではまず見かけないし、多目的トイレともちょっと違う。
とても先進的と感じ、同時に理にかなっていると思いました。
私は左側のほうに入ってみましたが、入ろうとしたら、男性とおぼしき人が入れ違いで出てきました。

私と同じタイミングでトイレに入ろうとしていた同じく観光目的と思われる女性が、入り口のノルウェー語をみて「えっ、どっちなの?」と迷っていました。
最初私もよくわからず「どっちでもいいってことかな?」と返してみると、「わかんない!」と言って右側に入っていきました。

社会的にみた男女のふたつの性別で分ける方法は、分けかたのひとつであるに過ぎないよなあと思います。
ムンク美術館を出ます。
離れてみるとちょっと奇妙な建物です。

ムンク美術館はオペラハウスと隣り合っているのですが、その間に川があって、カモメが休んでいました。

個人的に川沿いのスペースが好きで、ベンチに座って日本で待っていてくれる夫と娘とビデオ通話していました。

時刻は15時くらい。徐々に日が傾いてきます。

水は凍り、、

暗くなるまでに時間があったので、アーケシュフース城をみてから帰ることにしました。
アーケシュフース城は1290年代頃に建設され、17世紀初期に近代的な改築が行われたそう。



お城を登っていくと、オスロの街並みと海を見渡すことができます。
当時、海を利用して商業をしていたノルウェーで、城塞が海に接していることは重要らしい。

最寄りのトラム駅(Aker brygge)まで、港付近を散策。

時刻は16時前、職場から帰る人々が。

えっそんな(時間的に)豊かなことある!?と思ってしまう。

トラムに乗っても、日本の首都のこの時間帯の通勤列車とは混み具合が全く異なる。
(あとから調べたら私が予約したアパートは比較的閑静で落ち着いた住宅街にあったらしく、オスロには雰囲気の異なる場所がある。一概には言えず、トラムの路線によりそうな気がする)
アパートの最寄り駅に到着。帰ります。

さて、この日も夕食は自炊。

買ってあったニョッキをゆで、ベビーリーフを添える。
クラッカーにマッシュルームをガーリックとオリーブオイルでカラッといためたものをのせ、ワンプレートにする。

ニョッキの中にチーズが入っていてボリュームがあったので、満足のワンプレートでした。
その後、前日同様、シャワーを浴びて洗濯をし(洗濯乾燥機は火災報知器が鳴ったトラウマで使いたくなくなり、靴下などを手洗いすることに)ベッドに倒れ込みました。
5日目に続きます。